ここでは基礎の声の出し方について
解説します。
腹式呼吸でもそうですが
肉体のメカニズムの説明をされても
チンプンカンプンなことが多いので
感覚的なことから伝えていきます。
声を出してみる
あ~って声出してください。
たったこれだけの声の出し方でも
十人十色。
普段話すときの声の出し方や
発声って聞いて良い声出さなきゃなど
色んな要素が入り交じり最終的に
何が良いかわからない無限ループ^^;
そんな時はまずはここから!
息を吐く
寒い時、手がかじかんで
手を口の前持ってきて
はぁ~ってやりますよね?
本当空気だけ出ているこの地点を
空気10 声0
よくため息がいいと聞いたり見たりしますが
これもやっぱり人によって
息多かったり、すごく声が出てたりするので
声が出ていないこの地点から
10段階で声を足していきましょう!
声を足すとき
無理のない高さの音で
まずはほんの少~し
声出てる?ってくらい。
少しずつ少しずつ声を足します。
10段階より細かくなってもOK!
声が10でも空気が0なんてことはありえないので
声9.9 空気0.1くらいがMAXのつもりで
声レベル最大までやってみましょう!
一番を探せ!
声レベルを上げていくうちに
必ずどこかでこのまま声出してたら
疲れるだろうなとか喉痛くなりそうって
ポイントがあるはず。
それが見つかったら、そこよりレベルを下げて
一番楽もしくは一番いい声と思えるポイントを
発見して下さい。
録音しながらやるとより発見しやすいと
思います。
個人的には声3~3.5くらいのところに
楽&いい声ポイントがあるので参考になれば♪
案外薄っすら声が乗っていれば良い
レッスン通っていた頃、これはかなりの盲点だったのですが
もともと地声(声7空気3くらい)で頑張る傾向が強かったので
先生みたいな声量ださなきゃと
いつも喉を傷めつけていました^^;
でも薄っすら声が乗ってるだけの歌の基礎の声が
わかれば、無理して頑張らなくてもいいんだ!って
気付きます♪
基礎の歌声が出せたら
口の中を広くしましょう。
軟口蓋上げて舌根下げて!
よく聞きますね^^;
う~~~~ん
確かにそれが正解なのかもしれませんが
とりあえず舌を出してストローみたくできればOK!
その舌ストローを口の中に自然に戻せば良いです。
舌をストローみたくできるということは
少なからず舌に力が入れられるはず。
なのでもう少し踏み込むなら
舌の先から2~3cmくらいの
真ん中ら辺が上がらなければいいのです!
とりあえず基礎声と口の空間が少しでも広がれば
今まで出していた歌声とかなりの差を
感じるはずです^^