地声成分多めの声で音程を上げていくと
声がひっくり返ってすっぽ抜けた感じの声が出ます。
喉が力まず楽に出せる声
これが裏声です。
初心者の方は空気っぽい優しい声だと
思っている方も多いでしょう。
裏声の種類
ファルセット
空気っぽい優しい声がこれにあたります。
やり方を簡単に説明すると
ファルセットにしたいところで
息漏れさせるんですが
息の量を増やして地声を薄めまくってみると
感覚がつかめるかもしれません。
あとは“フ”とか“ホ”でやるとやりやすいと思います。
人によって後頭部の方を意識したり
口から前の方だったりうまくいくポイントも
違うので、そこは色々試してみましょう!
鼻歌で高いところ歌うのも効果ありです!
ヘッドボイス
芯があり頭に響く感じがする裏声。
これ説明が難しいんですが
息漏れさせないで裏声を出すことで
じゃ~地声じゃんと思うかもですが
使っている筋肉が違うのです。
わからないですよね^^;
まずは地声強めで声を高くしていって下さい
どこかで必ずこれ以上は無理 もしくは張り上げちゃうってポイントにぶつかります
そこからは裏声で無理のないとこまで高くしましょう
この地声強めじゃもう無理!ってところと
裏声に切り替えたところを何度も行き来してみて下さい。
なんか力の入れ具合だったり喉の感じだったり
違いませんか?
この違いを是非理解していただきたいのです!
そして裏声の出し方で上の方へ声を出すとヘッドボイス!と
言いたいのですが、これも人それぞれ。
頭のてっぺん意識すると出るって人や
眉間に向かって声出すとそうなるって人など
上の方というのは間違っていないのですが
知る限り、頭頂部から鼻の付け根くらいを
意識して出す人が多いです。
息漏れしちゃうって方はより頭の上を意識して
声を脳天から出すイメージをすると
うまくいくことが多いです^^
ミドルボイス
地声域と裏声域を繋ぐ声。
これをミックスボイスと呼ぶ方も多いですね。
確かにその通りで地声と裏声を混ぜて
滑らかに低いところから高いところへ
高いところから低いところへ繋げてくれる役割があります。
これは初心者の方にはかなり難関。
まずは地声と裏声の出し方をきちんと体が
理解するまではやっても迷走必死なので
基礎を地道に固めていきましょう!!!