歌う時に鯉のように
大きくパクパク口を開けた方が良いのか?
口の開き方によるメリット・デメリットを
紹介します。
メリット
言葉が聞き取りやすい
母音と連動してちゃんと
あ い う え お
の口の形で歌うと
歌詞が聞き取りやすいので
聞く方もどんな歌か想像しやすくなり
あなたの歌への理解が深まります。
表情での感情表現がしやすい
口の開け閉めのアクションが大きいと
表情もコロコロ変わるので
見ていて飽きないです♪
表情を大きく変えると
感情表現もしやすいので
歌い手がどんな気持ちを込めてるのか
わかりやすくなります。
喉に力が入りづらい
喉を閉めたまま大きく口を
開けるのは結構難しいです。
口を大きく開けているのに
喉が締まった感じがする
喉がすぐ痛くなる
こういった方は
楽に声を出す練習をしましょう。
デメリット
表情筋が力みやすくなる
自然に大きく開けられたら良いのですが
どうしても表情筋が力みやすくなります。
歌の基本は脱力。
あまりに力んでしまうと
発声や滑舌にまで影響するので
無理に大きく開けるのは
やめましょう。
響きが拡散する
口腔でよく響いているな~という時
口を大きく開けると響きが逃げて
いってしまうことが多々あります。
かと言って響きを口の奥の方に
持っていくと
なんだか望んでいた声とは
違う声になるでしょう。
響きを維持するのか
表情重視で口を開けるのか
悩ましいところではあります^^;
個人的見解
無理しない程度に開け閉めして
表情や表現がちゃんと伝われば
万々歳^^
でも個性や歌いやすさで
口をあまり開けないプロの方も
たくさんいるので
自分にベストな開け閉め加減を
探すといいでしょう!