テクニックや表現力が身についてきて
結構、歌うまくなってきたなと思った時に
ぶち当たる壁。
得意なことによって様々あると思いますが
モティーがぶち当たったのは
自分の魂をのせること。
師匠曰く
悲しい曲 楽しい曲 それっぽくは表現できてても
お前の魂がのってないから
心に響かない
と言われ悩みました。
さてどうしたものか?
テクニックにこだわる
フレーズ処理や感情表現のテクニックにこだわって
うまく歌うぞ!となればなるほど
個人的見解として魂がのらなくなります。
レッスンで、もうどうしたらいいかわから~ん!ってなった時に
テクもなにもどうでもいい!ただこの曲届けてやる!って
感じで歌ったら・・・
ものすごい高評価でした^^;
ある程度テクニックが身に着くと
どうしてもそれを使いたいし
うまく聞かせたい欲が顔を出します。
うまい歌は確かに聞いてて心地がいいですが
本来芸術とは自分の魂を表現すること。
できたら旨味の方を出していった方が
オリジナリティーは増していきます。
このバランスは非常に難しく
旨味は出そうとするものではなく
心の中から溢れてくる感情・気持ちを
そのまま歌声にのせる感じで
上手さは理性で制御している感じなので
融合させるのは至難の業。
仮歌などの場合はディレクターさんだったり
依頼主からこうしてくださいと指示が
あったりしますが
オーディションやライブなどは自分で
考えないといけないので
何を優先させるかちゃんと決めておきましょう。
個人的にはテクは捨ててでも
魂をのせることをお勧めします!